AdobeEncoreで作ったBD-Rをブルーレイプレスで大量複製


ブルーレイプレスを安くする方法はあるのか?

Blu-ray(ブルーレイ)を低価格で大量にプレスしたいというニーズがある一方で、ブルーレイプレスはDVDプレスと比較すると、だいぶ高い印象です。
にもかからず、販売価格では、DVDとブルーレイの差額は1,000円程度しかないため、販売側の立場からするとブルーレイはとても高画質で綺麗だが、ビジネス的には利益率が低くなる、というのが悩みの種ではないでしょうか。

そもそもブルーレイプレスがなぜ低価格にならないのかというと、BDCMFマスター作成に使用するBDオーサリングソフト(マスター制作ソフト)が1,000万円近くと高かった点、スタンパー制作、AACSライセンス(コピーガード)といったプレス初期費用が高いことが挙げられます。

これがもしDVDなら、オーサリングソフトは、市販のAdobe Encore(アドビアンコール)、TMPGEnc Authoring Works(ティーエムペグエンクオーサリングワークス)、DVD Studio Pro(DVDスタジオプロ)など安価なソフトでもマスター制作が可能でした。

これがブルーレイになると、BD Scenarist(BDシナリスト)、Sirius Blu(シリウスブルー)など、数百万から数千万円するようなプロ用オーサリングソフトのみでしか、プレスマスターとなるBD-CMFデータ出力ができませんでした。

しかも、このプロ用BDオーサリングソフトはいずれも販売終了しており、今は持っている業者でしか対応できないため、低価格になりにくい傾向がありました。

さらにBDプレスにおいても、AACSコピーガードが必須となり、ISANコードなど、著作権管理が厳しくなり、手軽なディスクとは言えないものになってしまいました。

その結果、ブルーレイプレスはDVDのように格安になることはありませんでした。

BD-RからBD-CMFを作る

ただ、それでも高画質なブルーレイを作りたいというニーズはあるので、弊社は特別なサービスを提供させて頂いています。

それは、ブルーレイのオーサリングはお客さんがお手持ちのオーサリングソフトを使用し作成いただき、弊社ではその完成ディスクからBDーCMFデータを出力し、プレスをするというサービスです。

BDオーサリングの相場は15万-30万円と言われている部分を、お客様自身が作れるようになることで0円になります。

ちなみに、こちらのサービスで対応できるのは、以下ソフトのみとなります。

・Adobe Encore
・TMPGEnc Authoring Works

どうしてもブルーレイプレスを諦めきれない方は、ぜひお気軽にご相談ください。